著者
cixhamin
文書のライセンス

「(危機感+孤独感)×正しい努力」
私は2014年に永野裕之氏の著作「東大教授の父が教えてくれた頭が良くなる勉強法」である一節を発見しました。それは
(危機感+孤独感)×正しい勉強法
というものでした。私はこの一節に強い納得を覚えたのを覚えています。今まで読んできたどんな成功本よりも「うまくいく考え方」だと思いました。
危機感=「自分の人生は永遠に保証されているわけではない」という認識
社会制度には障害年金や生活保護があります。障害年金や生活保護などの社会保障を否定することではありません。必要な制度は積極的に利用すべきです。しかし、制度、支援者、家族、勤務先などが、自分の人生を永続的に保障してくれるとは限りません。会社の経営状況が変わることもあれば、自分自身の状態や生活環境が変化することもあります。だからこそ、「誰かが何とかしてくれる」と考えるのではなく、自分自身も将来について考え、変化に備える必要があります。
ここでいう危機感とは、不安に怯えて生きることではありません。自分の人生を他人任せにしないための現実認識です。これを忘れてはなりません。
孤独感=「自分の人生を代わりに生きてくれる人はいない」という認識
人間は一人では生きていけません。障害があれば、医療や福祉、家族、職場など、多くの人の支援を必要とすることもあります。支援を受けることは悪いことではありません。しかし、支援がいつでも自分の期待どおりに機能するとは限りません。支援者も人間です。間違えることもあれば、自分のことを十分に理解してもらえないこともあります。制度上できないこともあります。そして、自分が本当に困ったときに、期待していた支援を受けられないこともあります。だからといって、人を信用するな、誰にも頼るな、ということではありません。必要なときには助けを求める。しかし、「誰かが必ず自分を助けてくれる」と考えて、自分の人生を他者に預けてしまわないことです。
最後には、自分自身で考え、判断し、行動しなければならない場面があります。私がここでいう「孤独感」とは、孤立することではありません。支援を受けながらも、最後に自分を守り、自分の人生を生きる責任からは逃れられないという現実を受け入れることです。
危機感と孤独感があるから人は能動的になれる
危機感と孤独感といえば、すごくネガティブなものかもしれません。「人に愛されない」「自分は軽く扱われている」といった印象を持つものかと思います。でも悪いことばかりでもありません。危機感と孤独感を現実認識として持つことには、一つの強みがあります。
どんなことにしろ「人から言われてやりました」では成果になかなか繋がらないのです。一般就労を継続し、自分自身の課題を解決していくためには、受動的な姿勢だけでは限界があります。成果を出したいと思うなら「能動的な姿勢」が必要不可欠です。そして危機感と孤独感は人を能動的にならざるをえないようにしてくれるのです。これはものすごいアドヴァンテージではないでしょうか?
もう一つ大切なこと:正しい方法(戦略)
危機感と孤独感をしっかり感じる環境にある。それは素晴らしいことです。しかし闇雲に動いても、当然成果にはつながりません。何が欠けているのでしょうか?それは「正しい方法を知らない」「正しい方法で行動指針を立てられていない」からです。いくら能動的になることができても、成果や正解に至る順序を踏まえていないなら当然正解にはたどり着けませんし、成果にも繋がらないのです。大切な事を言います。
- 正解や成果に到達できる道筋を自分で考えられるようになること。=戦略を立てられるようになること。
それがとても重要なのです。
まとめ
- たとえ障害者であっても人生が保証されているわけでもない。
- 障害者支援が必ずしも自分が望むように機能するわけでもない
- だから、自分自身で考え、判断し、行動する姿勢が必要になる。
- 障害者の一般就労には主体的に戦略を立てる必要がある。
- (危機感+孤独感)×正しい方法(戦略)