本プロジェクトの趣旨

障害者を取り巻く社会状況は依然として厳しいものがあります。社会は障害者の自立を求めています。私たちは精神的にも、経済的にも自立し、一人の「社会人」として社会に出て、社会に貢献することによって、社会に対して一定の発言力を持つことが必要だと考えます。

障害者の96%は実質社会的発言権がない

障害者の96%は一般社会に出る(一般就労)することができない状況です。それは常に健常者に経済的にも精神的にも依存せざるを得ない状況と言わざるを得ません。これは障害者が健常者に養ってもらっているのと同じです。健常者が親なら障害者は子供です。こういう関係である以上、障害者は社会に対して自由な発言などできません。仮にできたとしても軽く扱われるか、無視されるかのいずれかです。そして障害者にとって不利益な社会の決定に対して、無条件かつ一方的に飲まされるしかないのです。障害者にとって不利益な社会の決定は障害者の生死に関わることもあります。

注:どうして社会に定着できる障害者は4%弱なのか

人に優しく、障害者を自立に導く

「人に優しく、障害者を自立に導く」は元々代表cixhaminが訓練していたA型事業所のスローガンです。このスローガンを代表cixhaminなりに実装できるかをやってみようと思いました。

現時点で社会に出ることができている(一般就労できている)障害者は4%弱です。その中で、精神的にも経済的にも自立できた障害者はおそらく4%もいないでしょう。自立した障害者が少ないということは、自立のための「正しい情報」も不足しているとも言えます。世の中障害者が社会にでるために必要な情報が障害者の間で出回っていますが、効果がないあるいは間違った情報であることも多いです。効果のないノウハウは忘れられ、間違った情報は正さねばなりません。

本サイトが自立に向けた長い道のりを歩んでいける助けになれば幸いです。その道程は決して生易しいものではありません。とても厳しいのは事実です。このサイトの読者を甘やかすことはしません。しかし急激な成果を求める必要はありません。スモールステップで十分。しかし着実に歩むこと。歩みを止めないこと。それが大事です。それはきっと「人に優しい」し、「ちゃんと自立に到れる」ものだと信じています。

障害者が自立に至る考え方とやり方

まず最初に当サイトはいわゆる「重度障害者」を読者想定していません。彼らには自立より社会的保護のほうが断然必要だからです。障害者の社会的保護のリソースは重度障害者に重点的に当てられる必要があると私は考えます。

このサイトは軽度障害者、手帳で精神2,3級、療育B2,B1相当、能力的にはB型事業所の上位クラス(月収3万円以上)、A型、就労移行&定着支援を利用している人をターゲットとして想定しています。つまり、障害者でも一般社会に出る望みがある人だけが対象です。

初見殺しを承知した上でいいます。内容はとても厳しいです。多くの障害者…96%の社会に出れない障害者が当たり前に思っていることを完膚なきまでに打ち砕くからです。これを読む障害者は、それなりの覚悟が必要かと思います。正直読んでいてつらくなるかもしれません。そのときは読むのを中断してOKです。少しずつでいいから、自分事として自分と向き合っていただければ幸いです。

#1.前提認識編
#2.基礎編
#3.実践編
#4.完成編