著者
cixhamin
文書のライセンス

そもそも論理とは何か
よくビジネスの世界で「論理的思考が重要」と言われますね。というか、論理的思考は主要なビジネススキルそのものです。そもそも「論理」ってなんでしょうか?巷で言われる説明は「筋道立てて考える」ですが、より正確にいえば「因果の連鎖」です。つまり
- AならばB
- BならばC
- CならばD
という感じで、原因と結果を連鎖させて物事を考えるのが論理的思考です。その因果関係それぞれに真偽を検討します。これは実際の計画を立てるときに多用されるアプローチですね。上記は逆方向に考えることもできます。
- なぜDが起きるのか?原因はC
- なぜCが起きるのか?原因はB
- なぜBが起きるのか?原因はA
これは主に問題の原因を特定するのに多用されるアプローチです。
論理的思考力と論理勇気
こういった論理構築の基礎理論は数理論理学という学問にあります。この数理論理学というのは数学で用いる論理構築の技法や理論を学ぶ学問です。このサイトでは数学や数理論理学を語ることが目的ではないので、説明は割愛します。興味のある方は完成編の数理論理学概要をお読みください。本気で論理的思考力を身に着けたい人は数理論理学の本を買って一読されることをおすすめします。しっかり学べば一生物の知恵になると思います。
数学といえば世間では「公式の暗記」のイメージが強く、役立たず扱いされ、忌み嫌われていますが、本当の数学の学び方を学べば「公式は暗記ではなく、筋道立てて導くもの」なんですよね。数学という学問の正しい向き合い方は、与えられた問題について、自分で解法を作ってみる練習をすることです。特に公式や定理の証明を自分でやってみることは論理的思考のよい訓練になるのです。これは決して効率がいいとは言えませんが、確実に論理的思考力と未知の問題を怖れない論理勇気を身につけることができます。
そして数学で培った論理的思考力と論理勇気は、数学の外側に出て、未知の現実の問題に遭遇しても、論理勇気を持って、論理的思考で扱えるようになるのです。実際の現実世界の未知の問題を攻略した体験を積むことで、物事に対する態度が次第に戦略的になってくるのです。この戦略性は障害者の自立という未知の要素が多い問題を考えるに当たってとても有効であり重要なのです。
まとめ
- 論理的思考とは因果の連鎖と因果の真偽を検討すること。
- 正しい方法で数学を勉強すれば、論理的思考と論理勇気を身につけることができる。
- 論理的思考と論理勇気は数学を超え、実際の現実の問題を解くことに応用できる。