著者
cixhamin
文書のライセンス

自立はときに厳しい
「人に優しく、障害者を自立に導く」は元々代表cixhaminが訓練していたA型事業所のスローガンです。実際にそのA型事業所では自立を念頭においた訓練が行われています。しかし「人に優しく」といっても時には厳しいこともあります。自立というのは障害者にとって容易な道でない以上、どうしても厳しさは伴うのです。でもそこで「どういう接し方が優しいのか」を考えることは可能じゃないかと思います。無理に寄り添う必要はないと思いますが、否定しないでいることは可能です。そして可能性を信じる。それが大事だと思います。
可能性を信じること~数学の勉強を通して~
私はかつてそのA型事業所の年配の職員さんに「あなたはここで終わる人じゃない」と言われました。この職員さんは私の可能性を信じてくれた人だと思います。自分はA型事業所時代に論理的思考力を鍛える目的で、趣味と称して数学の勉強をしていました。しかし他の職員や利用者はそれを軽んじていたのも事実です。「何の意味があるの?」って感じ。これは「どういう意味があるのか」を知りたいのではありません。「意味ないでしょ」って否定したいんですよね。もちろん私が数学の勉強をしていたのはちゃんとした理由があります。自立に向けた戦略の一環でもあり、同じ間違いを繰り返さない反省であり、喜びを得る趣味であったり、さまざまです。冷笑していた人はそれを見抜けなかったのです。
大事なことは自立の種を見つけること。そしてそこに可能性を賭けることだと思うんですね。そういう人が一人でもいてくれたら心強いものです。仮にそれ以外の人間が冷笑混じりに否定したとしても、可能性にかけてくれる人が一人でもいるだけで頑張れるんですよね。そして時間はかかったけど、実際に自立してこういうサイトを作れるまで力量がついた。本当に感謝です。