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cixhamin

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原則として自立支援

障害者福祉施設はすべて「障害者総合支援法」に基づき、国保連から助成金をもらいながら運営しています。そして助成金の正体は「自立支援給付」であることです。障害者総合支援法の6条を見ればわかります。

第六条 自立支援給付は、介護給付費、特例介護給付費、訓練等給付費、特例訓練等給付費、特定障害者特別給付費、特例特定障害者特別給付費、地域相談支援給付費、特例地域相談支援給付費、計画相談支援給付費、特例計画相談支援給付費、自立支援医療費、療養介護医療費、基準該当療養介護医療費、補装具費及び高額障害福祉サービス等給付費の支給とする。

自立支援給付が障害者施設の運営資金になるわけです。言い換えれば、障害者施設は基本的に自立支援が大前提であることを忘れてはなりません。

障害者施設は養育の場でも出会いの場でも居場所でもない

障害者施設が自立支援が原則である以上は、原則として「障害者は何もできないまま養育だけしてもらう」ということは認められないのです。障害者施設は自分の居場所でも、出会いの場でもありません。障害者施設は「自分でできることを増やす」という自立訓練の場です。ですので、障害者施設に通う以上は、自立の意思や姿勢を見せることが大前提であり、最優先にする必要があります。その前提であれば、居場所として認識してもいいし、出会いの場として考えても私はいいと思います。

目的を共有する・目標を持つ、時間は無償ではない。

障害者施設は自立支援が基本です。まずは「障害者施設の目的はなにか」を正しく理解することであり、そこで「何をできるようになる必要があるのか」目標を持つことが重要ではないでしょうか?私は居場所感を求めたり、出会いを求めたりすることが主目的になって、自分の本来の目的…自立や就職をないがしろにして、時間を浪費してきた人を多くみてきました。極めて残念だと思っています。

まとめ

  • 障害者施設の目的は自立支援。障害者施設を利用する障害者もまた自立という目的を共有する必要がある。
  • 障害者施設は居場所でも出会いの場でもない。「自分ができるようになる」という目標を忘れてはならない。